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Posted by ミリタリーブログ at

2010年11月14日

VSRストック塗装しました。

続いて塗装の記事です。


最近VSRのストックの塗装が流行っているとかいないとか(どっち?笑


お客さん(僕の後輩なんですが)からのご依頼で、VSRのオーバーホールとストック塗装をいたしました。



後輩曰く
「イメージは単車のタンクで」

・・・どんな単車?(^^;


もちろん今後も塗装のご依頼も承っていきますし、
以前日誌で書いたとおり、
塗装の定着に不安が残る材質、またはザラザラの質感が欲しいとおっしゃる場合は
ブラスト下地の処理も承れます。
(今回はプラストックなので下地は脱脂したのみですが)

先ほどの日誌に続いてまたアドレス書きますが、
HP「骨董銃具店」(http://kottougangu.net/)内の
「Paint etc」(http://kottougangu.net/CCP053033.html)にも過去の塗装依頼の画像ありますので
ご参考にされてください。


ではでは~
  
タグ :VSR塗装


Posted by クフィール at 18:25Comments(0)塗装

2010年11月14日

CA870ホップ改良

まいどご無沙汰の更新です。

今回は予告通りお客様から依頼されたCA870の改良です。



まずは画像の通りマウントベース取り付け、
VSR純正の物を使用して4点のスクリューでアウターフレームに固定いたしました。

まあこれはやっている方きっと多いですよね。



で、本題のホップの話です。

ノーマルのCA870のホップは弱く
せっかくイイ銃なのに弾が伸びないですよね・・・


CA870のホップ改良というと、
ホップパッキンの交換と押し付け圧を強くすることで調整されることが多いと思います。

それが一番お手軽な方法なのは確かだと思いますが、
CA870のいわゆる「つまずきホップ」が構造上解消されるわけではありません。


今までこちらではいつもホップの改良はメインのうちのひとつとしてチューンをしてきました。

ならばお客さんがこちらに「ホップの改良も」とご依頼されて、
いつもと同じ理論で改良を行わない話はないと思います。
(それが可能であれば、ですが)


内容的には、インナーバレルとホップパッキンはノーマルを使用いたしました。

ただ、インナーバレルはお預かりした時点で交換されていたのですが、
あくまで純正と同形状の物です。

つまずきの解消で定番なのはノズルの延長なのですが
(APSがその代表かな?)
CA870のシリンダーは樹脂性、ノズルはシリンダーと一体なので
ちょいとノズル延長は厳しいです。



参考画像:「激レア!CA870初期型シリンダー」(笑)
現行の物とはノズル下の給弾ガイドが形状違います。

問題があったから形状変更された訳で、「激レア」といっても誰も欲しがらないでしょうが(^^;

一応「ノズル加工の方法ないかな?」とチェックする実験台にしました。



結果ノズルは触らなかったのですが、
「ノズル延長ができないなら、インナーバレルを丸ごと後ろに下げよう」
ということで、チャンバーをショートにして気密用のパッキンをOリングに変更しました。

固定ホップの状態で↑だけをやってどのぐらい変わるか実験はしていないですが、
違いはあるはず、と考えます。


今回は可変式にする予定だったので
スクリュー穴を開けなおしてイモネジでの調整式にしました。



画像暗いですが、シリンダー先端とチャンバー部分のアップです。


バレル固定は割りピンの溝を移動させて、
プラスで念のため固定のイモネジを追加しました。

(さらに言うと、CA870のインナーバレルは、
アウターバレルに対して上を向いて固定されることが多くないですか?
なので上から固定のイモネジでチャンバーとバレルを押しての角度修正も兼ねてます)



ホップの改良の話は以上です。

久しぶりに加工途中の話と画像を載せました。

どんな加工の話よりグルーピング画像を載せる方が説得力ある、という考えからですが、
たまにはまた加工途中の話も載せますね!!



で、そのグルーピングの話。

まずは以前悩んでいた弾の種類ですが、
今後当分はマルイの新しい弾、「PERFECT HIT」0.20gを使用します。

非バイオですが、同じく新しい「ベアリングバイオ」と基本的な規格は同じでしょうし、
(精度はまた別な話ですが)
ゲームでこれからマルイのバイオ弾の使用が増えていくのかな?という意味も含めて
マルイの弾にしました。
(まだそういう気配は少ないみたいですが・・・)

精度も明らかに旧マルイ弾から上がってますしね!!


ただ
「今時のホップの銃に20mからグルーピングとるってどうなの?
だからウチは30mで」
って以前書いたら
マルイの新BB発売後のアームズマガジンでとったグルーピングが30mになってましたね(^^;
(僕が書いた言葉とは関係はもちろんないでしょうが)

・・・・僕はひねくれ者なので
今回のCA870のグルーピングは40mでとってみました。(笑


結果

いつものA4サイズ(294x210mm)の紙です。


・・・・さすがに40mは遠い~です!!!

あ、前にも書きましたが、
こちらで言う30m、40mは実測です。
(学校の校庭で使うような50m巻尺があります)


せめて風がない場所が欲しいです。
少しの風でも流れてしまうので・・・・(それはどの銃でも同じ条件ですが)

ということで10発中7発ヒットでした。

もちろん飛距離自体はもっとありますし、
ホップ自体ももっと強くかけることはできます。


でも・・・・一番の当てられない原因は射手かも!?(スミマセン汗


ターゲットを置ける場所はどうやら微風ですが風が巻いているらしく
その影響は少なからずあるようです。

もっと広い、100mぐらい距離のとれる風の影響が少ない場所で撃つと
(ターゲットは置けないですが)
9倍のスコープで確認して、
最大飛距離まで風以外の弾の乱れはほぼないようなのでOKではないかと


CAが発売されてからだいぶ時間が経っているので
チューン興味のあるなら「もう済ませちゃってる」、という方が多い気がしますが
もしご興味を持って頂けたのなら、
どうぞHP骨董銃具店(http://kottougangu.net/)の
「Mail(お問い合わせ)(http://kottougangu.net/new1004.html)」よりご相談くださいませ。

ではではまた!
  
タグ :CA870


Posted by クフィール at 17:54Comments(2)CA870

2010年10月22日

ホームページ模様替えしました!

長らく更新ナシでしたが、
ホームページ「骨董銃具店」(http://kottougangu.net/)を更新いたしました!

といっても全面模様替えで銃の記事が増えた訳ではないですが(汗

前までの寂れた日本家屋(?笑)から今度はポップな感じに!!

あと最近ペイント絡みのご依頼も多く、ブラストも導入したので
塗装例として今までの塗装ご依頼品の画像を使ったコーナーも作りました。

ということで「骨董銃具店」引き続きよろしくお願いいたします!!


あ、前回書いたCA870の記事は次回日誌にて書きますね!

あとその次の記事予定は・・・・

コレ!!


ではではまた!  


Posted by クフィール at 01:08Comments(6)日誌

2010年10月03日

203ブラスト&塗装、次はマルゼンCA870を・・・

まいどご無沙汰です(汗

まずは前回日誌の終わりで
「コレをブラストして塗ります」
と言っていた203ですが

↓コレ


もちろんもう作業は完了しています。

ブラスト途中の画像

もちろん他のパーツもブラストしてからの塗装です


塗装後

もとのカーキからはずいぶんと印象が変わりました。


ブラストせずにカーキの塗装の上から塗装を重ねることもできるのですが、
塗装の食いつきの面でブラスト後の塗装が良い、
というのと、もっと大事なのが・・・

可動部分で擦れたとことか、黒の塗装に混じってカーキが見えるのは
かなり残念な姿でしょうから・・・
こういう全塗装の場合はもとの塗装を落としてからすることに意味はあると思います。

塗装もそうですが、ブラストもパーツ点数でいくら、と言う単純なものではなく
・分解・組み立て作業
・パーツの表面状態
・パーツの面積
などで決まる物なのでご興味ある方はまずご相談くださいませ。

色もこちらで調合しているので、ご希望に近づけることができると思います。


さて、いろいろお客様からお預かりして作業している物はあるのですが、
次の日誌で書く予定の銃はコレ!↓

ハイ、マルゼンのCA870です。

マルゼンのショットガンというと
僕が初めて手にした長物がマルゼンのウィングマスターだったので
(もう太古の昔の話ですが・・・)
マルゼンのショットガンには思いいれがあったりします。

特にこのCA870は最初にソウドオフが発売されたときから
大のお気に入りでお客様にもよくオススメしていました。

当時僕はショップで山のような修理(とチューン)を仕事でやっていたのですが
このCA870は内部も頑丈で修理したのはごく僅かでした。

といってもシリンダーのローディングガイド(?)の磨耗によるもので
今はその部分はマイナーチェンジしているのでご安心を


ただマルゼンはホップがイマイチ・・・というのは否めません

お客様のご予算との兼ね合いもあるのですが、
このお客様はスコープもマウントするので
「ただ遠くに飛ぶホップ」ではなく「当たるホップ」を安価でできないか考える予定です。

マルゼンの、特にこのCAのホップに関しては
いろいろ書きたい経験上のこととかがあるのですが

・・・それは結果がでてからということにします(汗

ではまた!  


Posted by クフィール at 15:20Comments(2)日誌

2010年09月19日

ベトベト参戦受付本日終了!&塗装やってます~

またまたご無沙汰してます(汗

まずは・・・・以前お伝えしたように、
「ベトベトしま戦か?」第11戦が10/2、3に開催されます!

本日参戦受付の締め切りとなりますので、参加検討中の方はお忘れなきように・・・

詳しくは「ベトベトしま戦か?」様のHP(http://vietviet.nomaki.jp/index.html)まで~


続いてこちらのHP「骨董銃具店」(http://kottougangu.net/)のお仕事ネタですが、
前回お伝えしたようにサンドブラストが可能になり、
お客様よりブラスト+塗装のご依頼を頂いています。

その1例で・・・・


以前タナカのハイパワーの塗装を紹介いたしましたが、
こちらはマルシンのHWモデルガンのハイパワーです。

今回はお客様のご希望により、ブラスト仕上げ風に塗装いたしました。
もちろん下地はブラストで処理しています。


・・・と、書いてしまうとそれまでなのですが、
実は下地処理をするまでのほうが肝心・・・で

マルシンのハイパワーというと、20年以上前に所有していたことがあり、
その時は当然ABSバージョンだった訳ですが

う~ん・・・
昔の記憶は美化されるのか、HWだからしかたないのか・・・

お客様からハイパワーをお預かりしての第一印象は
「エッジ(角)がなんでこんなに丸いの?」でした

ハイパワーの実銃は触ったことはないですが、
角はビシッと立っているのは間違いないですし
角が丸い銃はやはり全体のイメージが「モタ~ッ」としてしまいます。

なのでブラスト処理の前に角を立てる作業に集中!
あとHW独特の表面の目(凹凸)も修正しながら、でした。

あ、あとグリップはタナカのを加工して取り付けました。


実は塗装のご依頼はまだまだありまして、
次の予定はコレ!


分解していますが、見た目そのままなので何かはわかります・・・よね?(^^

こちらも完了しましたらアップいたします。

ではではまた!  


Posted by クフィール at 07:43Comments(0)日誌

2010年08月26日

「ベトベト11」参戦受付開始!&ブラスト実験中~

さてさて、
まずは「ベトベトしま戦か?」様のHP(http://vietviet.nomaki.jp/index.html)にて
ベトベト11の参戦受付が開始されましたよ~!!

まさにベトナムは南北の間で火がつく寸前です!!

↓こんな様子?


そう、火がつく寸前・・・・・・

失礼しました(汗

今回は僕は事情により参加できません。
ん~!!残念!!
ご参加の皆様、今回も熱いベトナムの2日間ハジケてくださいね~!!




さて、前回少し書いたブラストの件は
設備が出来上がって今データ収集中です!

まずは金属から、ということで
アルミ材の工具をブラスト処理してみました。


↑ブラスト処理後



↑右半分を以前つくったパーカー塗料で吹いた後



↑さらにそれを研磨したところです。


引き続き違う材質を試してから、ブラスト加工受付のご案内をいたします。

では今回は短いですがこれにて~  


Posted by クフィール at 00:04Comments(1)日誌

2010年08月10日

RPK!・・・・&「導入します!」

どもども

まずはデータクラッシュにより更新作業ができなくなっていた
ココの本家ホームページ、
「骨董銃具店」(http://kottougangu.net/
の復旧作業が完了いたしました。

まずは元の状態に戻しただけですが、
そろそろトップページ変えて内容も増やそうかな・・・とは考えております。

あと以前あった画像掲示板は「X X X」な内容のサイト関連のカキコミが多かったので
ひとまず廃止いたしました。
以前掲示板をご利用してくださった皆様、ありがとうございました!
こちらの都合によりせっかく投稿してくださった内容を消去してしまうことになり申し訳ありません。

引き続き皆様のご相談、ご注文等は
HP骨董銃具店内「お問い合わせ」ページからのメールから、

その他のちょっとした内容のカキコミに関しては(雑談とか)
こちらのブログのカキコミからでも結構ですのでよろしくお願いいたします。


さて、今回の日誌に登場するお預かり品は・・・・・・


これです!!


RPK~!

・・・・ショートマガジンもスナイパーちっくで似合う?(笑

ご本人様は使用時にはもちろん長~いマガジンやドラムマガジンをご使用されるので
250連はこちらでの試射チェック用でとりつけただけです。


で、今回は修理+耐久性アップという内容で
何の修理かというと・・・・


ホップが何も効かないんです。

このお客様は某有名ショップで、マルイAK+RPKキットの組み込みを依頼されたそうなのですが・・・
分解したところホップパッキンを押すチューブが本来の位置から外れてました。

もちろんすぐ組み間違いと気がつけばクレームだったでしょうが、
中華外装と合わせたからこんなモンなのかな?と思い月日が経ってしまったそうで・・・

まあ正直いえば組み間違えをすることはプロでも100%ないとはいいきれません。

ただ組み間違いをした銃をお客様に渡すことは絶対に避けなければならないので
その意味でも「外でのある程度の距離の試射」をしているわけです。


だって・・・ねぇ、
ホップが何も効かなければ中距離での試射を一度でもやればわかるはず・・・ですよね?


あとはメカボックスが完全ノーマル品だったので
軸受けのオイルレスメタル化とピストン周りの負担減加工をしました。
(マルイM16内部チューンの記事(http://kottougangu.net/CCP059.html)をご参考に)

RPKといえば弾幕を張るのが当たり前、ですからね、
耐久性をあげるのは必須ではないかと。



さて、続いて・・・・

こんなん買っちゃいました~!


ホース式のガスガンで自重落下式マガジンで装弾数は3000発・・・・・・


ではありません(ゴメンナサイ汗


サンドブラストのガンです。

サンドブラストのガンは吹いて落ちた粉(メディア)を下から吸って循環させるのが一般的・・・ですが
設備を簡素化したかったのと、
圧力を落として吹くことを想定して(下から吸う場合圧力を落とすと吸い上げられない)

という理由で自重落下式のガンにしました。


コンプレッサーは塗装用の小さい物のほかにエアツール用の大きい物もあるのでそちらを使用

あとは吹きつけをする空間の箱を考える必要があります。

もちろんそのための箱も売っているのですが自作で。
ちなみに塗装のブースも自作です(^^

もちろんお客様からのオーダーにお応えできるように導入するものなので
準備が整いましたらご案内をいたしますね。


ではではまた!  


Posted by クフィール at 23:43Comments(0)日誌

2010年08月01日

L1A1 in Vietnam

ということで前回のL1A1(JAC+carrot電動リサイクルキット)の続編です。



・・・と、その前にお知らせ~!!!!

「ベトベトしま戦か?」第11戦
「REPUBLIC ENEMIES」が
10月2、3日にて開催されます!

今回は
「民衆を味方につけた元グリーンベレー大佐が
自らを’神’と呼び独立王国を構築し、それを討伐に・・・」
とどこかで聞いたような作戦内容で(笑

また募集開始されましたらこちらでもお知らせいたしますね!




さて、ではL1A1記事の続き、
今回は内部&その他を

まずオーナー様からの一番の要望が
「トリガーが引っかかることがあるのでその修理を」
ということだったのですが・・・


メカボックスを開けてみて・・・
原因は一目瞭然でした。


Ver2メカボでセレクタープレートと連動してトリガーをロックするパーツです。
画像の通り軸の受けが割れちゃってます。


何かの抵抗があってこのパーツの動きが阻害されてその力でパーツが割れて、
セレクターを動かしたときにこのパーツがロック位置から解除されなくて引っかかっていた・・・
ということですね。

通常あまり壊れるパーツではないのですが、
半自作の銃で10年も経てば、無責任な発言かもですが細かいトラブルは出てくる・・・んじゃないかと思います。
(メーカー品だって10年経てばいくらなんでも消耗はしますしね)

これは新品パーツに交換してOKになりました。



次にベベルギア、
現行のマルイベベルギアはラッチ箇所が4点ですが、
10年前はラッチ箇所が2点でした。

このFALは耐久性を重視、というのは前回書きましたが、
ベベルギアの逆転防止ラッチがかかるポイントの数は
ギア3枚、およびピストン逆転量にかかってきます。


機械的に考えると逆転はあまりよろしくないのではないか・・・ということもあり
以前のM16ベトナムの記事の際に書きましたが
このFALのベベルギアもラッチ箇所を6箇所に変えました。


とは言ってもマルイの加工を依頼されたときは
最近はほぼ必ずこの加工をしているんですけどね。


あともうひとつベベルギア加工の大きな効果としては!

ヒストリカルイベントで兵隊になりきっているときに
銃を撃ったらギアの逆転音がついてきた、ってのは興醒めですから・・・(--;
その逆転音がほぼなくなるのも利点かと。


あとはピストン&ピストンヘッド加工で耐久バランスをとっています。



ちなみにこの「FALリサイクルキット」で最もインパクトがあるのが
シリンダーノズルかと思うのですが、どんなのかというと・・・・


長っ(笑


マガジンの大型化の分ノズルも延長された、ということですね。

僕が以前製作したマルイMP5ベースHK53も
これほどではないですがかなりのロングノズルです(^^;



で、もひとつ頭を使う(?)作業が!



トリガーガードはグリップと一体のキャスト製だったのですが
当然のごとく折れてしまったんです。

ただ接着してもまたすぐとれるのは明白なので
補強して接着を・・・



トリガーガード内側のRに合わせて銅板をカット、ゴム系接着剤(G17ですね)で接着、

同じく外側のRと、トリガー前方の板モールド(?)に合わせて0.5mmの銅板をカット、接着しました。


接着面積を増やした上でG17の接着力で貼れば・・・
G17を理解している方ならほぼ万全な方法じゃないか、ということはご納得いただけると思います。
(ちょっとだけ厚みがでちゃいましたが(^^;

銅板ですのでガンブルーで仕上げて完了です。



長くなりましたが最後の作業!

このFALのホップ調整はチャンバー部分についているゴムカバーを外して行います。


ゴム部品・・・キットに付属していたのですが
10年の時間とともに劣化してボロボロになってしまいました。
(製作時に塗装をしたのが大きな原因だと思います)


もうこのゴムを復活させることはできないのでABS板で自作いたしました。


上:ボロボロに劣化したゴムパーツ
下:今回ABSで自作したチャンバーカバー


ゴムカバーは弾力で本体に固定されていましたが、
ABSにしたことにより、お客様のご許可を得てスクリューの固定といたしました。


スクリューはカバーから抜けないようにしてあるので
戦場でホップ調整するときも安心!?


ではではまた~  


Posted by クフィール at 16:05Comments(0)FAL/L1A1

2010年07月24日

ニッポンの夏、ベトナムの夏!!

毎日暑い!!
HPに記事ありますが、
以前ベトナムの隣の端っこの(違うかな?笑)セブ島に滞在したことあるのですが
今の昼間の暑さは・・・東南アジアと変わらない感じがします。

近年はゲリラ豪雨なんてスコールもあるし。

生えてる木が違うぐらい?w


で、今年はアホカリプスが復活するんです!
詳しくは「サムズミリタリ屋」さんのHPにあります。

僕も参加したかったのですが事情により断念・・・(T T)

ご参加の皆様、「北の脅威」をアラスカの果てまでふっ飛ばして頂くことを期待しております!


あ、前回HP「骨董銃具店」(http://kottougangu.net/)の更新ができない~と書きましたが、
今データの修正やっております。
まさか自分のHPのレストアをやるとは・・・・


さて、今回は
このミリブロ「骨董銃具店日誌」の初期に画像を載せて
かな~り放置してしまった「オーストラリアン L1A1」の記事です。



前フリでお解かりかもですが
このL1A1のお客様はアホカリに参加されるご予定で
オーストラリアンSASで何度か参加されている方です。


ベースはJAC・FAL+Carrot 「FAL 電動リサイクルキット」、

いつ組み上げたかは正確には覚えていないですが、
システマのライセンスを取得するときにシステマにこのFALの写真を持参したのは覚えているので・・・
(システマライセンスはHPの「店主紹介」(http://kottougangu.net/CCP.html)をご参照ください)

製作からかれこれ10年は経っているかと思います。

JACのFALはハンドガードとキャリングハンドルが後期(?)の樹脂タイプなので
お客様から製作時に「ベトナム仕様でよろしく」とご依頼を受け
ならば「資料プリーズ」ということで資料をお預かりして製作しました。

ハンドガードは形状も違うので、ABSで形状変更後、
「家具用木目シート」を貼りました。(グリップ、ストックも)

今でこそ雑誌にも木目シートの話がでますが、
当時はほとんどやっている人はいなかったと思います。

あ、「L1A1なのにフルオートぉ?」というとこはスルーでよろしくです(^^;


で、今回は修理+初回メンテナンス(10年で初回?)というとこですね。

僕もいろんな銃を店員時代から製作してきましたが、
一番「キチ〇イ沙汰」の補強をした1丁かもしれません。

(逆を言うとそれだけベースが頼りない、ということですが・・・)


まずは分解写真から


JACのFALを持ったことある方が果たして今どのぐらいいられるかわかりませんが、
強度的問題点は

「ストック基部が弱い」
「首に剛性がない」
の2つが大きなところです。
(ストック基部が折れてしまった覚えがある方もいられるのでは?)

ノーマル状態の画像はありませんが、補強後のその部分を・・・

まずはストックから


ストック基部にストック長さ分のスクリューを増設、
ストック内部にキャストを流しこんでパイプを固定して
パイプにスクリューを通した後にナットで締めます。

ストック内のスペースは狭くなりますがもともとラージバッテリーは入らないので
ミニバッテリー分のスペースがあればOKということで


次は首周り


ハンドガード内の部分です。

もともとストック基部からメカボックス上を通るパイプはキットに付属していたのですが、
それだけでは首の補強にならないので、
そのパイプをフロントサイト基部まで連結延長、
アウターバレルと金属部品で連結しています。
(この金属部品がもともと何の部品かわかる方は・・・・長くやっている方ですねぇ)

あとはフレーム内にアウターバレルが納まる部分にパイプを増設して締め付けを強化しています。


この「FAL 電動リサイクルキット」はプラキャスト製のフレームが付属しているのですが、
当時のキャストキットなのでフレームが・・・かなり歪んでいました。
補強もそうですが、その歪みの修正が一番手間取ったかも?
(当たり外れもかなりあったと思います)

当然ながらキャストのフレームだけにこんな長い銃の剛性をまかせることは・・・不可能なんじゃないかと思います。

僕もお預かりして久しぶりに触ったわけですが、
10年経っていても「マズルを持って振る」とかやっても剛性は変わらず保たれています。



ウチの記事を読むと命中精度ばかり重視しているように見えますが、
「お客さんが何を求めていて、そのためには何をすればいいか」
ということが一番重要だと思っています。

生産効率から考えれば
「仕入れて作り置きしてお客さんに販売」
がもっとも効率的なのですが、
ウチはお預かりして組み上げるのでそれはできないですし
「違うお客様に毎回同じ加工内容で100%OK!」なんてことはありえないですからね


長くなったのでメカボックスの話は次回に持ち越しですが
このお客様は最初から「イベントで外である程度安心して使いたい」というご要望でしたから
外も中も耐久性重視で加工しました。

この記事を載せても
「じゃあ俺のFALリサイクルキット」をなんて方はまずいないと思いますが
考え方をご覧ください~ということで掲載いたしました。


今は中華でフルメタルのFALもありますが
たまに「フルメタルだからエライ」という方がいらっしゃいます。

確かに実物が金属なのでメタルであることは魅力ですが
じゃあメタルだから強度も剛性もバッチリ!というのはアヤシイです。

以前某ショップ製作のPSG-1フルメタルRIS付きを拝見しましたが
首対策をやってないのでグラグラだったり・・・
中華のフルメタルFALに関しても
薄くて長い独特な形状でフレームに割れやすい部分がある、なんてのも聞いたことありますし・・・

交換が効くものならマシですが、メタルが割れたらその補修は困難なのは間違いないです。


では次回はFAL内部の内部編、

と今回行った追加の補強を・・・・
(オーナーなら絶対に納得していただけるとこがイッちゃったんです)

ではでは  


Posted by クフィール at 17:51Comments(0)FAL/L1A1

2010年07月18日

RS 97式!

まいどです!

まずはHP骨董銃具店(http://kottougangu.net/)の更新がまた止まっているのですが、
今ちょっとトラブルがありまして更新ができない状態です。m(__)m
決して「やめた」とかではないので・・・

メールの送受信に関しては問題ありませんので
通常通りホームページの「お問い合わせ」からご連絡を頂いて大丈夫ですのでよろしくお願いいたします。

あ、日誌がお久しぶりなのは単に僕のサボリです、ゴメンナサイ(汗

で、今回のお題は「RS 97式」です!


今回もお客様からご依頼頂いた銃で、
「ユーズドで購入したのでオーバーホールとバランス取り、初速調整等をしてほしい」とのことでした。

で、今回は先にフルオートのグルーピング画像を貼ります。

いつものA4サイズの紙で距離30m、マルイ0.2gを使用です。

実をいうと・・・
この97式に関してはグルーピングに関わる寸法変更はやっていないです。
というかやる必要はありませんでした。

且つ射手が変わればもっと良いグルーピングがでると思います。

というのは・・・・

僕はこの業界に店員として20年銃を触ってきて、
もちろん仕事で銃を撃つので、ほとんどの銃を普通に扱えて当然なのですが
顔と首が結構長いので(オバケみたいですが汗)
ブルパップを構えるとだいぶ窮屈な構えになってしまうのです。
特にこの97式はいろいろ構えを変えてみたのですが安定して構えることができなかったので
グルーピングは参考程度に

あ、話前後しますが、ホップパッキンはマルイのに交換してあります。

内部バランス取りの話はRS56式の時とほぼ変わらずだったので割愛いたしますが、
お客様から切望されたのが実はトリガーストロークの短縮でした。

ブルパップでトリガーが軸で回転するタイプ、
今頭に浮かんでいるのは
「FA-MAS」、「L85」、そしてこの「97式」ですが
構造上トリガーストロークが長くなってしまいます。
(昔L85の電動を作ったのですが確かにトリガーストロークはこの97式と変わらずだったと記憶しています。)

あとブルパップだから当然機関部からトリガーまで距離があるのですが、
そのためか、こう・・・フニャフニャ感というんですかね
うまい表現がわからないですが、カチッという感じは皆無ですよね。

距離によるものはどうしようもないですが、
ストロークはなるべく遊びを少なくしました。

他の電動もそうですが、セミオートでトリガーをひいて発射して、
トリガーを戻すときに「カチッ」という感触があります。

そこから先に戻す範囲を遊びとしてだいぶ短くしました。
お客様にもご納得いただけたので何よりです。

あと最初の画像の通りこの97式はRISにバッテリーケースを搭載しています。
なので配線の取り出し口を設定して、お客様ともご相談の上配線も新規製作いたしました。


取り出し口はココに設定、
フレームから配線の抜かなくてもメカボックスの作業等はできますが
もちろん配線を外すことも想定されるので途中に連結端子を設定してあります。

これならほとんど配線わからない・・・ですよね?


この97式のお客様はRISにマウントする物を他にも計画持たれているとか

お客様、最終形態になったら画像送ってくださいませ~!
(97式イジッっている方はそんなに多くないでしょうし、そういうのは貴重なショットかと・・・
でも実は僕のお客様でもうひとかた97式をお持ちの方がいらっしゃるんですけどね)


さて次は陽気も熱帯(?)になったことですし
ベトナム関連の記事の予定です~!

ではではまた!  
タグ :RS97式


Posted by クフィール at 15:48Comments(0)RS 97式

2010年07月03日

マルコシ ルガー完結編!!

マルコシ ルガー完結編です!



前回日誌で書いた問題点を再度記載すると

1・ブローバックスプリングの欠損
2・エキストラクターの作動不良?
3・シリンダーを定位置まで前進させられない

ということでした。

ブローバックスプリングはKSCHK33のノズルスプリングで代用
(予備バーツで持っていたので)

シリンダーが定位置まで前進しないのは
バレル長の問題と前回書きましたが
チャンバー接着位置の問題でした。
(だから安易なガチガチ接着はよせと・・・)

インナーバレルは外径8mmの真ちゅう製がお預かりした状態で組み込まれていて
そのバレルを加工してホップの溝を追加、
マルイホップパッキンを加工してホップ仕様(!)にしました。


で、本題はシリンダーASSY!!!

前述のエキストラクター作動不良?の対策も必要なのですが、

「修理されたが故にガンガン遊び、パーツ破損して終了~」

というのが銃が古いが故にどうしても想像されます。


そんなのこっちの責任じゃない、といえばその通りかもしれませんが
せっかく僕を信用して預けてくれたお客さんが多少は長く遊べるように
加工箇所を増やしました。

まずシリンダー最初の画像


結局シリンダーヘッドも取り外し、分解してエキストラクターを加工、修正
シリコンを充填してスクリューにてヘッド再固定しました。

また、ピストンはダイキャストの塊でエライ重量があり
ピストン自体もシリンダーやフレームにもダメージを与えるので
穴だらけにして軽量化しました。
(もっと穴増やせるのですがピストン強度を考えて・・・)

この画像ではまだスプリングはノーマルのままです。

ちょっと・・・スプリング長すぎの感があり、
当然ながらスプリングテンション強いほうがダメージは大きいので
スプリングもカットします。

スプリングカット後の画像がコチラ


さきほどの画像と比べればわかりますが長さを3/4程度にしました。

最初からスプリングを弱くするつもりだったので
それを補うためにホップをつけ、ピストンを軽くして、ヘッドの気密をとりなおした、
というところです。

で、今回もやりました!!!!!!!


マルコシ ルガーP-08 グルーピング!!!!!

さすがに30mはムリなので室内7mで(^^;

いつものA4のターゲット、マルイ0.2g使用です。


まあ・・・いまどきの銃のグルーピングと比べれば
7mでこのグルーピングはどうよ??ということにもなるでしょうが
25年前の銃なことを考えれば充分遊べる範囲になったかと思います。

ではではまた~!  


Posted by クフィール at 20:20Comments(0)マルコシ ルガーP-08

2010年06月28日

マルコシ UXルガー続き

フッフッフ・・・・

まさかマルコシ ルガーの記事が続くとは
皆さん予想されなかったかと思います。

僕も続くとは思いませんでした(笑


ただおそらくこういう写真↓を載せるのはウチしかいないだろう、ということで・・・


マルコシルガーをフル一歩手前まで分解しました!!



・・・いや分解できて当たり前なんですが(汗


だっていくらネットを探してもマルコシルガーの分解写真とかボルト888のチューン記事とかって・・・
まず見当たらない・・・んじゃないでしょうか??

貴重な文化遺産(??)の伝承のために骨董銃具店は活動しております(←ウソ(^^;



で、内部修理と先日書きましたが

1・ブローバックスプリングの欠損
2・エキストラクターの作動不良?
3・シリンダーを定位置まで前進させられない

という症状です。


参考までに僕に依頼をされたお客様はこの銃のセカンドオーナーの方で
最初の持ち主が適当にイジくって失敗した・・・というところの様です。


適当に・・・という理由は
写真上部に見える真鍮バレル

確かUXのハンドガンのノーマルは・・・プラかアルミバレルのはずですし
径があっていないバレルをアルミテープで径を合わせているので
間違いなくノーマルではないです。


まあそれはいいんですが、
問題はバレルの長さ・・・・長いです(^^;

バレルが長いから・・・カートを装填したときにシリンダーが前進しきらないんです。


あとインナーバレルの右側に見えるパーツは
カートが納まるチャンバーブロックです。

これは確かノーマル状態では
フレームに「軽く」接着されているのですが
瞬間接着剤で「ガッチガチ」に接着されていました。


このチャンバーを外さないとインナーバレルは抜けないので・・・・
なんとか外しましたが・・・マッタクモゥ


で、瞬間接着剤をたっっっぷりつけてたんでしょうねぇ

その接着剤の余分なのがエキストラクターにまわった、
ということのようです。


子供がよくやるけど瞬間接着剤ハミ出しガチガチ接着はよせ~!!!(笑


特に自分がイジッた箇所なら
100%完成、というまでは接着はしないほうが良いし、
接着するにしてもこれを剥がさないとバレル外れないのだから
せめて情緒がある接着・・・かビニールテープ巻いて圧入するとか・・・・(^^;

「良い銃の大前提は機関部がキッチリ分解整備ができる銃」です。


・作業予定

バレルは長さを詰めれば良い話ですが
エキストラクターは・・・
シリンダーヘッド外さなきゃだめだろうなぁ・・・

スーパー9をイジッたことある人は想像がつくでしょうが
マルコシのシリンダーは分解できないようになっているんです。

まだシリンダーエンドならなんとかできるんですが
シリンダーヘッドは・・・できるかなぁ

一応エキストラクター自体に弾性があるようなので
まずは組み上げてカートの排出の様子をみてから決めます



・・・・とここまでくればわかりますね

「マルコシ ルガー」の記事はまだまだ続きます(笑  


Posted by クフィール at 20:34Comments(2)マルコシ ルガーP-08

2010年06月27日

これは今どき珍しい・・・・



お客様から内部修理でお預かりした銃です。

今コレが現存するのも珍しいのですが、
しかもこれだけ綺麗なのは本当に貴重かも!?

お若い方はおそらくどこのメーカーから出ていたトイガンかもご存知ないでしょうが・・・

スーパー9でおなじみマルコシ製の「スーパールガーP-08」(名称こんなんでしたっけ?)です。

「スーパー9でおなじみ・・・」といってもパワーありすぎとかではないので勘違いなきよう・・・
(スーパー9だってノーマルは全然パワーなかったですから)

マルコシのUXシリーズ(正確にはUNIXですね)は
タカトクのSSシリーズ(つづみ弾)をマツシロという会社が受け継ぎ
さらにそこからBB弾化されてマルコシが受け継いだシリーズです

長物は
スーパーX,9、7、5

ハンドガンは
オートマグ、ガバメント、モーゼル、そしてこのルガーがありました。


いやぁ、本当に珍しい
マルコシのハンドガンシリーズは
オートマグは高校生の頃使っていて、あとガバメントとモーゼルは触ったことありますが
ルガーは初めて・・・だったかも?

日曜日の昼間に関東では
「なんでも鑑定団」の再放送がやっています。

そこの鑑定士の言葉ではないですが、

「いまどき保存状態も良いお珍しい物だと思います
大事に使ってくださいね(^^」
という気持ちです。

でも種の保存には関係なく、ホップとか相談の上つけちゃう・・・かも!?(笑

(追記)
ご存知ない方のためにもう少し補足を・・・
このルガーはカート式で銃後方に見えるシリンダーを押し込んでロック、
発射をするとシリンダーが後方に下がって
(当時はこれをブローバックといいました)
カートを排莢する、という物です。

ちなみに1986年製です。  


Posted by クフィール at 22:50Comments(0)日誌

2010年06月23日

塗装しました

お客様からの依頼でタナカのハイパワーを塗装しました。





依頼内容で「使い込まれた状態っぽく」とのことだったので
綺麗なイメージのブローニングでどういう結果になるかな~と思いましたが

特に2枚目の写真はお気に入り(^^

↑の写真は露出を落として色あいでやすいようにしてあります。

あと露出は変えてないんだけどシルバー入れる前の状態の写真も参考までに・・・


この塗装は最後のシルバー表現を含めて5色塗り重ねて表現しています。
以前アップしたM16もそうですが溶剤をキツイのを使っているので食いつきは悪くないですし、
塗料の性質を知っていれば固い表面がつくれます。

ただ「5色も重ねたら塗装厚くなるんじゃないの?」と疑問がでるかもしれません。
当然その危険はあるので、薄く吹いても発色することを念頭においてます。
(現物見てもそうなのですが、写真からも塗装に厚さはほとんどでてないと思います。)

何より塗装の厚みを薄くすることが、はがれにくい塗装にする安くて確実な方法だと思っています。

あとネットではとかく「綺麗な状態」が歓迎されるようですが
僕もこのハイパワーのお客様もどちらかというと
「使い込まれた状態をどう再現するか」というほうが好きです。
(もちろんどう塗装するかはお客様次第ですが)


あと今日のオマケ記事

オマケと書くと先方に失礼かもですが
友達が「これはあいつにピッタリだ!」と僕に買ってきてくれたブツが・・・・



ハンドソープ入れなのですが、大きさが・・・
(さきほどのハイパワーと比較しました)



(笑)

こんな大きさの手りゅう弾投げられたら
一目散に逃げたほうがいいです(汗

ではではまた~

追記

最後の写真のほうがハイパワーの左側面いい色でてますね(汗

最初の写真は色あいを出すのにライティングもしているのですが、
ライト無しのほうがよかったかも!?  


Posted by クフィール at 15:18Comments(0)日誌

2010年06月21日

M4・・・・・・・・だと!?

根無草さんの日記から情報を知りました・・・・

KSCからM4!?
だそうです。

画像はGUN誌HPから転載
http://www.gun-shi.co.jp/ph/h1008.jpg

中身の方式はまだ未発表らしい・・・
気になる気になる

ひとまず来週発売の業界誌来月号に期待!!  
タグ :KSCM4


Posted by クフィール at 22:37Comments(0)日誌

2010年06月19日

KSC HK33チューン品グルーピング

めずらしく連日の日記で(^^;

昨日KSCのHK33チューン品の画像を載せましたが


本日このHK33のグルーピングをとってきました!


あ、このHK33のチューンの話は
http://kottougangu.net/new1.html
こちらのページを参考にしてくださいね。
(マルイ純正バレルは入荷しています)


データは
バレル→マルイGスペックバレル:カットなし
弾→マルイ0.2非バイオ

いつもの30mでA4サイズの紙(横幅210mm)を9倍のスコープ搭載で撃ってきました


セミ


フル

先日書いた、
「内径6.10mmのマルイ純正バレル」

「マルイBBという精度がとびきり良いわけではないけど
径の小ささでバランスをとっている弾」
を組み合わせるとどうなるか、という結果です。

前回も書いたとおりバレルだけで結果が決まるわけではないのであくまで参考値ですが

弾の相性のデータをとればもっと纏まりは小さくなると思います。



あとはこのHK33は僕の友人の物で
データ取りも兼ねてこちらに置いてあるのですが、
だいぶ以前から預かっていますがシリンダー内の給油は基本していないです。

(オイルに頼らない気密を目標にした構造変更をしてあります。
詳しくは加工内容ページをhttp://kottougangu.net/CCP044.html

ちなみにシリンダー部メンテナンスさぼり状態で
このHK33の初速はチューン直後とほぼ変わらず
他のこちらでチューンしているマルイ系ともほとんど差はないです

今まで加工したHK33/53は固体差があれどこちらの弾速計で
どれもフルオート/0.2gで90m/sはオーバーします。

(セミはストロークが短いのでフルオートから6~8m/s程度初速下がります)


ということで
M16とHK33のグルーピングをアップしたので!


・・・やっとグルーピング週間終わりました!

(話引っ張りすぎ(^^;

もはやグルーピング月間ですよね・・・・


もちろんこれからもグルーピングはアップしていきますのでよろしくお付き合いください。

ではでは~  


Posted by クフィール at 22:31Comments(0)KSC HK33/53

2010年06月19日

マルイ純正VSRバレル入荷しました!

・・・・といっても
「は?VSRの純正バレル?

・・・で?」
と思われるかもですが、
KSCHK33/53チューン、およびA&Kドラグノフのチューンご案内ページにて
「マルイ純正VSRバレルただ今取り寄せ中です!」
とご案内していたモノがこちらに届いた、というところです。

詳細は
マルイGスペック純正バレル(全長303mm) バレル単体価格税込み¥3800
となっております。

今インナーバレルというと、各社内径基準値6.04mmが多く、
他にはPDIには6.05mm基準の05バレルがラインアップにあるのですが、
マルイ純正VSRバレルは内径基準値が6.10mmとなっています。

弾に対して内径がタイトかルーズか、というところは
セッティングにもかかわりますし、好みの問題、弾の相性等も含め
様々な面に影響してくるのですが、
今まで何丁か純正バレルを使いKSCの電動HKをチューンしましたがなかなか良さげな結果となりました。
(もちろん結果のすべてがバレルだけに起因する話ではないのですが)
バレル価格的にも選択肢のひとつとして良いのではないかと思い何本か仕入れました。


画像は以前純正バレルを組んだHK33
ちょっと写真暗くしすぎたかも?(^^;


マルイ電動でバレルの内径を変えるなら
やはりマルイ電動用で発売されている物から選ぶのが無難かと思いますが、
何せ特にウチはいつビックリドッキリネタの依頼が来るかわからないので・・・(^^;
(過去ボルト888チューンとかやってますしね)

そういう銃に対してオリジナルチューンを施すのに
マルイ電動バレル、電動用パッキンを在庫しておきたいのと共に、
VSRバレル、VSRパッキンも在庫しておきたい、というところですので
「コレに組んでみたら面白そう」というご希望がありましたらご連絡くださいませ。


最後になりましたが、
上記HK33とは別なお客様なのですが
HK53チューンのご依頼を頂いた
「根無草」さんのミリブロをお気に入りに追加いたしました!
相互リンク(相互お気に入り?)をさせて頂いたのですが、
早速に根無草さんチューン上がったHK53をゲームに使用されてレポートして頂きました。
http://nenasigusa.militaryblog.jp/e137205.html

記事を拝見してチューン後の状態を気に入っていられるとのこと、
こちらとしてもお客様に喜んで頂けて何よりです。


ではではまた~!  


Posted by クフィール at 00:19Comments(0)日誌

2010年06月15日

「M16ベトナム+実物ストック!」アップしました!

トップページの予告から大変遅くなりました。

HP「骨董銃具店」(http://kottougangu.net)内WORKSに
「マルイM16ベトナム+実物ストック!」(http://kottougangu.net/CCP054.html
をアップいたしました。

また、この記事に合わせて
実物M16初期型ストック組み込み販売、
マルイM16A1内部チューンに関するご案内ページを作成いたしました。
http://kottougangu.net/new1057.html


メインのウリはもちろん実物ストック↓ですね


マルイM16A1シリーズへの取り付け工賃込みで

¥12000

にて承っております。

現在のところ在庫3本になりますので気になる方はお早めに・・・


あとマルシンモデルガンM16シリーズへの取り付けもできます。
(MGCモデルガンに対しては未確認です)

その場合無加工で工賃抜いた価格で販売いたしますので
HPの「お問い合わせ」からご連絡ください。

また、電動には取り付けできないのですが、
グリップ↓も複数在庫ございますのでよろしくお願いいたします。


茶色の染みみたいな模様が見えると思いますが、
汚れではなくファイバーの目ですので勘違いなきようお願いいたします。
(メーカーの違いにより個体によって違います)



内部チューンの記事もアップしました。
http://kottougangu.net/CCP059.html

マルイチューンは世間様に様々な様式ある中、
今回の内容は耐久性の割合を高くしています。


特にミリタリーイベントに参加される方は・・・

耐久性を犠牲にしてでも性能を高く!
というよりは
「超ひさしぶりに動かしてみたけどOKじゃん!」
という方のほうが多いんじゃないかと思いまして・・・(^^;

それならノーマルの方がいいんじゃないの?
という声もあるかもしれませんが
経験からこう考えます。


銃は車のエンジンと同じで、
「使いすぎ」はもちろん消耗するのですが、
「使わなすぎ」も不調になります。
(久しぶりにエンジンかけたら調子悪い・・・ってご経験ある方多いんじゃないかと思います)


僕は電動が世の中に出たときから修理をやってきましたが、
マルイの電動が不調になる原因はシリンダー、ピストンに起因する場合が多いです。

特に使いすぎ、使わなすぎで悪さをするのはシリンダーグリスですね。

これが劣化すると硬化して、
ピストンを引くとき→張り付き等の抵抗になりギアに負担をかける。
ピストンが前進するとき→抵抗が増えギアの回転がピストンの前進スピードを上回ってピストンの歯とギアがクラッシュ

後者は弾づまりだったりハイサイクルのバランス不良でも起きることが知られています。

ピストンがスムーズに動いて弾がスムーズに発射されれば
そんなには壊れないと思っています。


なので今回記載の内部チューンでも
シリンダーグリスを良い物に変えてあげて、
そのついでにノーマルの弱点をフォローしてあげるというころをメインにしています。


あといつもの命中率重視も一緒にやっています。

記事に使った僕の所有のテスト用のM16でグルーピング出してきました。

セミ


フル

いつものA4サイズ(横幅210mm)のターゲット(?)を30mから、
今回はトイテック0.2gBBを使用しました。

もうちょい弾の相性をみればよかったかな?
(というよりバイオでやるべきでしたね
それは次の機会に・・・汗)



M16A1シリーズ内部チューン代金は
¥6400
(オイルレスメタル交換、ノズル&タペットプレート交換込み、消耗部品交換は+実費にて)

で承っております。


「今どきA1に金かけてられるか!」
という声もあるでしょうが、
マルイA1を長く使用されている方は多いと思いますので
そういった方々に「A1のリフレッシュいかがでしょう?」という企画となっております。

どうぞよろしくご検討くださいませ。

ではではまた!  


Posted by クフィール at 20:51Comments(0)M16A1

2010年06月05日

ご無沙汰して申し訳ありません。

まずはご無沙汰して申し訳ありません!

ホームページのトップで予告してますが
マルイM16ベトナムの記事をアップ予定でおります。
(予告してからかなり時間が経っちゃってますが・・・)

内部チューンに関しても記載する予定でおりますが、
基本マルイVer2ですのでほとんどは共通事項ですから・・・

主に外装に関することですね。

ええと・・・フレームとストックに関することです


以前アップしたテスト用の自分のM16の画像でスミマセン(汗

最近は中華のベトナムも出回っているので、
すでにマルイのM16A1持ってるんだけど・・・という方に
アップしたらご覧くださいませ、というところです。
(もちろん中華のベトナムもオーダー頂ければバランス取りいたします)

え?だったら早くアップしろ??

ハイ、その通りですね、スミマセンm(__)m
もう少々お待ちくださいませ。

ではではまた!  


Posted by クフィール at 16:27Comments(0)日誌

2010年05月17日

グルーピング週間堂々延長!!

・・・と偉そうな言い方をしてますが、
ゴメンナサイ、単に先週はあの後グルーピング計測射撃できなかっただけなんです(^^;

とはいえグルーピングをとらなくてはいけない銃があるので
引き続きグルーピングとりましたらアップしますね~!、ということで・・・

作業的には急ぎコレを作ってました

KSCHK33/53マガジンを多弾数加工したものです。




詳しくはHP「骨董銃具店」内コチラのページで・・・
http://kottougangu.net/new1.html
(KSCHK33/53チューンご案内)

上記アドレスページに記載ありますが、
KSCHKマガジンにマルイAK600rdまたはAK250rdを合体させたものです。
上の画像のマガジンは250rdベースです。
(外観上600rdベースと250rdベースに違いはないですが・・・)

KSCHK持病の給弾不良も解消されてたくさん撃てて助かりました~!
とお客様よりご好評を頂いております。


あとは去年夏チューンを行ったA&Kミニミのオーバーホールもやってました。


チューン内容ページはコチラ
http://kottougangu.net/CCP030.html
(連載5回の大作!?です)

A&Kの銃は僕が触ったことがあるのはすべてそうだったのですが、
チャンバーパッキンがマルイのと微妙に寸法が違います
そこをどう理解してどう対策を施すかがポイント・・・ですね。

電動というとアサルトライフルがほとんどで
こちらでのチューンでもその通りだったのですが、
ミニミのオーバーホール終わって山に試射に行って久しぶりにこのクラスを撃ったら・・・

いやぁバラバラ山のように弾がでてまっすぐ線を描いて飛んで面白いですね
(初心者のような発言ですが汗


A&KといえばM60Mk43にスピードコントロールがついていて
FETをPWM制御しているとか

銃にはまだ応用していないですが、
PICを勉強してLEDのPWM制御は隠れて(?)やっていたりしました。

そちらも発表できるネタができたら書きますのでよろしく見てやってください~


他にもいろいろやっていたのですが、
次の中華ネタはコレ!!

RSの97式です。

お客様よりチューンでお預かりする場合、
お預かりしたままの状態でまずグルーピングを出すことがほとんどです。
(中にはまともに作動しないとか、グルーピングを出せる状態でない物もありますが)

この97式もグルーピングをとったのですが、
お預かりした状態でノーマルではなかったので
ココでの公表は比較対照としては適さないかな・・というとこなので画像は無しでゴメンナサイ

チューン完了後のグルーピングは貼る予定でおります~!

ではではまた!  


Posted by クフィール at 19:36Comments(0)日誌